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導入事例 8
駐輪台数を減らしたいマンション様へ
ラックの間隔を広くして使い勝手のいい駐輪ラックを提案しました
ご依頼者様の課題
○案件区分:マンション駐輪場
○ご依頼者様:マンション管理組合
○課題:経年の劣化や鉄部の錆びによる使用不能のラックを更新したい
台数としては今より少なくていいので、ラックの間隔を広げたい
設計者のコメント
現地に行くまでは、単純に台数を減らして使い勝手を優先する提案をすればいいと
考えていたのですが、実際に現地を見た時に、錆や故障して使えないラックの多さに
びっくりとしました。故障に関しては、重たい自転車を載せているのが原因の一つでは
あるのですが、よく見ると錆びて根元部分がダメになっているラックが散見されている
のと、土間に水たまりが出来ており、ラックを連結させているレールの腐食も見受けられ
ました。
腐食する原因の追究をまずは行い、雨を集める集水マスが全てラック側に集められて
おり、レールでその道を塞いでいる事によって腐食していることがわかりました。
また、逃げ道がない為、ほこりや砂等も蓄積されており、腐食の進行が進んでたのも原因でした。
同じ様に設置は出来ないが、土間の工事をするとなるとかなりの金額がかかる為、
提案として、ラックに連結するレールを少しだけ浮かし、水の通り道を塞がないように、
溜まったほこりや砂の除去を前提に使っているラックの更新を提案させて頂きました。
ラックについては減らす量が少しだけだったので同等でピッチを広げるスイング式ラックと
重量自転車を前輪掛ラックと分ける形で無事納入の運びとなりました。
改修前
改修後
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